ブレトン・ウッズ体制の全盛期
アメリカが最も輝いた時代は1950年代、60年代の20年間です
この時代のアメリカは、まさに輝く憧れの国でした

自動車、テレビ、冷蔵庫、電話・・・
今では、普通の日本人家庭に当たり前に存在するモノが
当時は、アメリカの家庭にしか存在しませんでした
アメリカの豊かさは全世界の憧れであり
少しでも、それに近付こうと、先進諸国は経済成長に邁進しました
それに最も成功したのが西ドイツ、そして日本でした

すでに触れましたが
この時代の負の側面として、東西冷戦がありました
厳しい米ソ対立があったのです
そして、アジア、アフリカ、中東、中南米では
冷戦どころか、文字通り銃口が火蓋を切る熱い戦いが繰り広げられていました
朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、内戦、ゲリラ戦、政府転覆の陰謀・・・
戦争や暴動の悲惨が世界にあふれていたのです
その間、先進諸国は、平和と繁栄を享受していましたが・・・

そして1970年代
ついに、アメリカはドルの金兌換性が維持できないことを悟ります
それが突然の「ニクソンショック」に至るわけです

これに続く出来事は
ドルと他の国の通貨の固定レートの崩壊、変動相場制への移行
石油価格の高騰、インフレ・・・
それまで繁栄を謳歌していた世界は、大混乱に陥ったのです

この混乱は、1978年のソ連のアフガン侵攻
そして、1979年の第二次オイルショックまで続きました
1970年代は、経済と政治の大混乱の時代となってしまったのです

大きな政治的事件としては
ベトナム戦争の終戦、米中国交回復、日中国交回復・・・
そして、中華人民共和国の常任理事国として国連加盟実現です
中共が本格的に国際社会のメインプレーヤーになったのです
現在から振り返れば、これが一番の大きな世界史的出来事であったかもしれません