このところ、少し、話が飛んでしまいましたね

ここで

「円の20年」

に話を戻しましょう

日本円は1980年から20年間
金(ゴールド)に対し、優位を保ち続けました
私はこの20年間を「円の20年」と呼んでいるわけです

1971年、ニクソンショックにより
ドルの兌換性が廃止されてから、忽然と誕生した
事実上の兌換通貨が”円”だったのです!

「円の20年」は偉大な時代でした
ベルリンの壁が崩壊し、ソ連が倒れ、東欧の共産主義国も倒れました
アジアの新興国が経済成長をし
中国も改革開放政策をとらざるを得なくなりました
世界が共産主義に別れを告げ
世界中が積極的に自由経済を選ぶ時代となったのです

日本は、ここまで、よく頑張りましたが
日本は幸運でもあったのです
自由貿易の恩恵をたっぷり受け
多額の外貨を貯めこみ、対外債権を保有しました

しかし、どんなに環境に恵まれていたとはいえ
起業家の頑張り、国民の頑張りがこれを実現したのです
大蔵官僚は、それを一顧だにせず
乱暴に日本経済経済を踏み潰してしまいました

日本は、製造業は独自に頑張っていましたが
金融業は、不動産価格の上昇、企業株価の上昇に支えられ
気楽な金融で莫大な利益をあげていました
残念ながら、事業を見定め、育てる能力があったわけではありません
カネ余りになると、マネーゲームに走ってしまいました

本当は、積極的な投資を国内外に展開し
投資大国として、経済大国日本の次のステージを目指すべきでした
実際に大蔵省がやったことは
増税や規制により資本の自由を奪い
投資国家としての日本の足をくじいてしまったのです
その結果がバブル経済の崩壊と、その後の景気低迷で
多くの国富を失ってしまいました

分かりやすく言えば
日本では、酷い私有財産いじめの政策があるため
個人が大きな資本を持つことはできず
大きな資金は企業に内部留保されているのですが
サラリーマン経営者は、使い方を知らなかったため
まるで、貧乏人が小遣い銭をギャンブルにつぎ込んでしまうように
つまらぬマネーゲームで、大事な資金を失ってしまったのです