私は、戦後日本の経済政策のうち
最悪の失政の一つが「バブル潰し」であったと思います
そして「バブル潰し」の中心が土地政策でした
二つの失政が好景気の真っ只中で地価を暴落させました
一つは「国土法」による土地取引価格の規制
もう一つが「総量規制」と呼ばれる不動産融資規制でした
ひどい話でした
本来自由であるべき土地取引から価格の自由を奪ったのです
取引価格までも役所が決めることにしてしまったのです
自分の土地を売るのに、自分で値段を決めることが出来ないわけです
こんな、自由経済の原則に反する政策が平然とまかり通ってしまったのです
本来は、大規模な土地取引に限定的に適用される法律だっのですが
なんと100㎡(30坪)以上という条件で運用されたのです
一般住宅を含む、ほとんどの土地建物取引が対象になってしまったのです
普通の人が、家を売り買いする時に
いちいち、お役所にお伺いを立てなければ売ることも買うことも出来ない
売値価格を決めることも出来なくなってしまったわけです
この政策は、とんでもない悲劇を生み出しました
普通の人は、家を買う時は、ローンを借りたり
今住んでいる家を売ったりするわけですが
売値買値が自由にならないと、住み替えの予算を考えることが出来ません
まして、ローンが借りられるか分からないのでは
怖くて、先に進めません
売買の合意が成立しても
役所の許可が下りないうちは、契約できないため
その間に売主買い主どちらかの気が変わってしまうと、契約が成立しません
すでに家を売って引っ越す予定が、できなくなり、住む家が無くなってしまったり
売値が予定より安く抑えられたため
次の住まいを買うことが出来なくなったりしたのです
そんなわけで、不動産取引は大混乱に陥り、不動産価格は暴落しました
景気が絶好調の中での不動産価格の暴落を
政治家も役人もマスコミ関係者も不思議にも思わず、真剣に考えませんでした
当時の日本には
「地価が下がることは良いことだ」
という観念を持つ人が多かったからです
これはとんでもない間違いでした
地価が下がると、不動産担保価値が下がり、銀行融資が不良債権化するのです
当然ながら、不良債権処理が上手くいかなくなります
分かりやすく言えば、土地を売っても借金が返せなくなるのです
さらに、土地を所有する企業の株価も下がり
株を担保にした融資もまた、不良債権化したのです
これが、その後長く、日本経済を苦しめた「不良債権問題」です
それまでは「地価は下がらない」という「土地神話」が生きていました
土地を担保に融資しておれば、不良債権は処理できたのです
銀行は「借金が払えなければ土地を売って返せ」と言えば良かったのです
銀行の融資担当者は土地担保だけを気にしていればよく
事業の将来性や経営者の能力を見極める努力をしていませんでした
日本の金融機関は、日本経済の成長と、異本全体の地価上昇に支えられ
いつの間にか、金融機関本来の使命と能力を失っていたのでした
そのことが、バブル崩壊後に日本の金融機関が
とんでもないしっぺ返しを受けることになった遠因なのです
最悪の失政の一つが「バブル潰し」であったと思います
そして「バブル潰し」の中心が土地政策でした
二つの失政が好景気の真っ只中で地価を暴落させました
一つは「国土法」による土地取引価格の規制
もう一つが「総量規制」と呼ばれる不動産融資規制でした
ひどい話でした
本来自由であるべき土地取引から価格の自由を奪ったのです
取引価格までも役所が決めることにしてしまったのです
自分の土地を売るのに、自分で値段を決めることが出来ないわけです
こんな、自由経済の原則に反する政策が平然とまかり通ってしまったのです
本来は、大規模な土地取引に限定的に適用される法律だっのですが
なんと100㎡(30坪)以上という条件で運用されたのです
一般住宅を含む、ほとんどの土地建物取引が対象になってしまったのです
普通の人が、家を売り買いする時に
いちいち、お役所にお伺いを立てなければ売ることも買うことも出来ない
売値価格を決めることも出来なくなってしまったわけです
この政策は、とんでもない悲劇を生み出しました
普通の人は、家を買う時は、ローンを借りたり
今住んでいる家を売ったりするわけですが
売値買値が自由にならないと、住み替えの予算を考えることが出来ません
まして、ローンが借りられるか分からないのでは
怖くて、先に進めません
売買の合意が成立しても
役所の許可が下りないうちは、契約できないため
その間に売主買い主どちらかの気が変わってしまうと、契約が成立しません
すでに家を売って引っ越す予定が、できなくなり、住む家が無くなってしまったり
売値が予定より安く抑えられたため
次の住まいを買うことが出来なくなったりしたのです
そんなわけで、不動産取引は大混乱に陥り、不動産価格は暴落しました
景気が絶好調の中での不動産価格の暴落を
政治家も役人もマスコミ関係者も不思議にも思わず、真剣に考えませんでした
当時の日本には
「地価が下がることは良いことだ」
という観念を持つ人が多かったからです
これはとんでもない間違いでした
地価が下がると、不動産担保価値が下がり、銀行融資が不良債権化するのです
当然ながら、不良債権処理が上手くいかなくなります
分かりやすく言えば、土地を売っても借金が返せなくなるのです
さらに、土地を所有する企業の株価も下がり
株を担保にした融資もまた、不良債権化したのです
これが、その後長く、日本経済を苦しめた「不良債権問題」です
それまでは「地価は下がらない」という「土地神話」が生きていました
土地を担保に融資しておれば、不良債権は処理できたのです
銀行は「借金が払えなければ土地を売って返せ」と言えば良かったのです
銀行の融資担当者は土地担保だけを気にしていればよく
事業の将来性や経営者の能力を見極める努力をしていませんでした
日本の金融機関は、日本経済の成長と、異本全体の地価上昇に支えられ
いつの間にか、金融機関本来の使命と能力を失っていたのでした
そのことが、バブル崩壊後に日本の金融機関が
とんでもないしっぺ返しを受けることになった遠因なのです