40年前、まだ私が二十代の前半の頃

”アウディクワトロ”

という、特異なクルマが国際ラリー界に登場しました

全てが前代未聞の規格であり、企画でした
ボディはファミリーハッチバック
エンジンは5気筒ターボ
そして4輪駆動
さらに、ドライバーは女性でした
ミシェルムートンという女性ドライバーです
彼女は、ワールドチャンピオンにはなりませんでしたが
女性で初めて、WRCでの勝利を挙げました

このマシンを作ったのはフェリー・ピエヒ
あのフェルディナンド・ポルシェ博士の孫です
彼は、ポルシェ社にいた時にはポルシェ917Kを作り、ルマンを圧勝しました
V12エンジンをミッドシップに積んだ無敵のレーシングカーでした
その男が、アウディに移り、作ったのがクワトロです
全てにおいて、まるで正反対の企画でした
ピエヒのチャレンジングスピリットが伝わってきます