人の育ち方には、何が重要な要素となるでしょうか?
家庭環境・・・もちろん、その通り
両親や家族との関係は、その人の性格の形成には決定的な影響を与えます

しかし
それとは別に、育った環境、地域社会もまた
その人の性格に、生涯抜きがたい影響を与えるものと思われます

知人のフェイスブックで、そのことを論じ合いました
加山雄三や桑田佳祐といった人々と、彼らの育った湘南という環境
ここには、分かちがたい関係があるわけです

この議論の中で、私が気付いたのは
芸能人や文化人が持つ、彼らの育った地域社会からの色濃い影響です
それはどうも、私が従来考えていた以上の、大きなもののように思われるのです

私が思うに、芸能人や文化人として成功する人は
人一倍感受性の強い、感性豊かな人だということです
そのために、普通の人以上に、周囲の影響を受けるのです

ただし、それはあくまで感性の領域
良い意味で感性を刺激する領域から刺激と影響を受けるのであり
考え方や行動が周囲の影響を受けるわけではありません
むしろ、その逆のケースが多いでしょう
悪い部分の影響は、むしろ拒絶してしまう強さがあるのです

芸術や芸能は大衆の感性が評価を決めます
感性の鋭い人こそ成功するのです

それに引き換え、政治はどうでしょうか?
東京、神奈川、千葉の現知事は、一人も地元出身者がいません
有権者は、自分達と感性を共有する候補者には魅力を感じないのでしょうか?
私にとって不可解なのは、特に魅力的とも思えない人が選ばれていることです

おそらく、人間の投票心理の中に
異物感のある人物を選んでしまう傾向があるのです
端から政治に期待しない人は、投票に行きません
投票に行く人は、何かを期待し、せれは現状に対し、何かを変革することです

人が現状の改革を望む時
自分達と同じような人間ではできないと考えるのではないでしょうか?
そこに、一種の救世主願望や改革幻想が生じてしまいます
政治家が、なぜか変な人が選ばれてしまう理由が、そこにあるように思われます