東アジアでは、日本に続き、韓国、台湾が人口減少に転じたそうです

人口減少に関して、私の記憶に残っていることは
今から約25年前、藤沢市の子供人口と老人人口が逆転したことです
15歳以下の人口と65歳以上の人口が入れ替わったのです
それ以前は、子供の方が多かったのです

高齢化社会が来ることは、ずっと言われていました
現実に自分が住む自治体が、そうなった現実を突きつけられて
私には、ある種の覚悟ができました
これからは、この現実を前提に仕事をしなければいけないと・・・

実際問題として、この頃から
私はバリアフリー住宅を企画するようになっていました
子育てにも介護にも使いやすい住宅です

直接のきっかけは、子供が生まれ
妻が、祖父の介護と子育ての両方をしなければならなくなったことです
それと、もう一つの理由は、伯母が車椅子生活になったことです
伯母は、私と妻を引き合わせてくれた恩人でもありました

さらにその後、今から15年くらい前でしょうか
人口減少社会の問題として

”都市間競争”

が厳しくなったことを、私は強く意識しました
初めに私が”都市間競争”を意識したのは治安問題でした

大和市在住の知人が

「大和は怖い街になってしまった」

と、話していたのを聞きましたし、同じ頃、平塚市に住んでいた女性は

「平塚が怖いので藤沢に引っ越した」

と、言っていたのです
その頃は景気も悪く、”体感治安”などという言葉が流行り
人々が、漠然と、治安に不安を抱く時代だった様に記憶しています

私は、藤沢が選ばれる街であったことを喜び
それは”都市間競争”の勝利であると考えたのでした
そして、この競争は今後も続くであろうとも考えました
”都市間競争”が不動産ビジネスの重要な概念になると考えたのです

この”都市間競争”の根本原因に人口減少があるわけです
人口問題は深刻で、首都圏でも、人口減少に転じた自治体は多いのです
人口は、一旦減少に転じると、その傾向に拍車がかかり
人口増加に転じるのが困難になってしまいます

現在、藤沢市は、社会増により、かろうじて人口増加を維持しています
この状態が維持できなくなって、人口減少に転じれば
社会資本は維持できなくなり、住民は逃げ出してしまうでしょう
人口減少に拍車がかかってしまうのです

人口問題こそ、現代の行政の最重要課題かもしれません
それは、地方自治体だけではなく、国家的問題でもありましょう
この問題を真正面から考えることは
現代の政治家の最重要課題の一つであるはずです