夕食の時に
三男、四男と絵画談義をしました
彼らの部屋には、私が買った油絵が飾ってあります
私のコレクションの中から、彼らが選んだものです

私は、自分が絵を選ぶ基準を話しました
話してしまえば、簡単です
私は”自分が欲しいと思う絵”を買うのです
上手い絵、面白い絵、有名な作者の絵・・・
色々ある中で、私が買うのは、私が欲しいと思った絵だけです

絵を観ていますと
上手い下手、才能、センス・・・等は、分かります
しかし、私が欲しいと思うのは、極めて、主観的な感情です
自分でも、言葉では、うまく説明できません

強いて理由を探索すると
私が買うのは、上手い絵だと感じたものが多いです
しかし、プロの画家は、大抵、上手い絵を描きますから
これは、理由にならない理由です

題材は、人物、風景、静物・・・何でもありです
私は、題材による絵画の趣味の偏りは、まったく、ありません
画家の国籍も、日本、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア・・・
先進国だけではなく、アフリカもアジアもあります
まったくこだわりがありません

理由は、ただ一つ

「欲しい」

だけです

なぜ欲しくなるのか
おそらく、私が昔から絵が好きで
画家になりたいと思っていたからです
私が描きたいと思うような絵を見つけると、欲しくなるのです

画家になる夢は、とうに捨てました
夢を捨てた最大の理由は、自分の才能に自信が無かったことです
特に、売れる絵を描ける自信が、まったくありませんでした
そして、この判断は賢明であったと思っています
今では、自分が絵を買う側に回ったことの幸せを感じています