上野に行き

「コルビュジエ展」

を観てきました

ル・コルビュジエは画家でした
正しくは、生涯、自分は画家であると考えていた人でした
しかし、多くの人は
彼が画家であったことを知らず
ただ建築としてのみ認識しているのです
確かに、コルビュジエは20世紀最高の建築家でした・・・

画家としてのコルビュジエの作品を見ると
ピカソやレジェに比べて、力がありません
コルビュジエが画家だけであったら
その名声は、ピカソらに大きく水をあけられたことでしょう

画家としてのコルビュジエとピカソを比べると
才能の問題とは別に、性格や発想に根本的違いがあります
ピカソは、新しい表現形式に挑む時
根本に、直観と情熱があります
コルビュジエは、表現に法則を求めるのです

法則に従って美を表現するのは建築です
建築は力学や幾何学の法則に従います
法則を無視しては、建築は成り立ちません
法則を踏まえつつ、美を探求し、表現するのが建築家です

コルビュジエは、気質的には建築家向きだったのです
画家としてのセンスと美意識があったことが
コルビュジエを、革命的な”建築家”にしたのです