本日は天皇皇后両陛下の御成婚60周年記念日だとのことです
私が満2歳になったばかりの頃、お二人はご結婚なさったわけです
そんなことを考えながら、当時の私の両親をのことを想像すると
実に幸せな気分で、両陛下のご結婚を受け止めていたと思われます

両親は、結婚して、3人の子供に恵まれ
3人目は、待望の男の子であり、跡継ぎ息子ができたわけです
その子が、よちよち歩きをして、簡単な言葉を話し始めます
両親は幸せの絶頂にあったはずです
そんな時に、皇太子殿下の結婚が執り行われたのです

父は、戦後間もない頃
鵠沼に住む日清製粉の涌井秀馬夫人から

「この家で戦争中の一時期、美智子さんをお預かりしていました」

という話を聞いていました
涌井夫人は、はっきりと”美智子さん”と言ったそうです

正田美智子さんが皇太子妃に決まった時
はたして、父は何を思ったのでしょうか?
父は、正田美智子さんにお会いしたことはありませんが
皇太子妃になる遙か以前に、その名を知っていたわけです
なんとも不思議な気分であったはずです

あの時、名前だけを聞いていた少女が、今、皇太子妃になる
父は、うまく言葉にできない感情を味わっていたはずです
そして、自分自身、とても幸せな家庭生活を送っている
内も外も、幸福感で溢れるような気分だったはずです

今から想えば、当時の生活は貧しく、人々の生活は質素でした
しかし、我が家に限らず
昭和の明るさが最も輝いた時代であったかもしれません
日本中が祝賀ムードに包まれたのは当然でした