このところ私は、恩義と感謝の心について、考えています
私自身、恩を仇で返されたような経験があるからです
戦後の対外関係を思えば
日本は、韓国や中国に、恩を仇で返されています

なぜ、こんなことが起きるのでしょう?

最近、長男は社会人となり、家を出て行きました
私達夫婦による、26年簡にわたる彼への援助に対し
彼から感謝の言葉は一言もありませんでした
長男は、津波の被災地に行くので、気をつけるように言うと

「まだ子離れできないのか!」

と、逆に怒られてしまいました

べつに、子供から感謝の言葉が欲しいわけではありませんが

「親って、何なのだろう?」

・・・と、考えてしまいます

長男を批判したいわけではありません
私自身が、若い時は、親への感謝の念など持たず
早く親から自立したいとしか、考えていなかったからです
そして、現在の私も
感謝の言葉など無くとも、長男の自立が嬉しいのです

私自身が、親はもとより、これまで世話になった人々に対し
恩義や感謝の念を抱くことは、ほとんどありませんでした
そういう気持ちを持てるようになったのは、最近のことです

その人が亡くなった後になって
その人から受けた恩義や愛情に対して、感謝の念を感じる
私は、そんな人生を送ってきました
生前は、十分に感謝の気持ちを伝えることはできませんでした

私が薄情な人間であるというより
人間は、そんなふうに作られている様に思えます
自分が生きるのに精一杯で
なかなか、他の人のことに気が回らないのです

それはそうなのですが
それでも、恩を受けた人の悪口を言ったり
さらに、その人に損害を与えたりする人のいることは
理解しがたいことではあります

この現象を、私なりに考えて得た結論は
人間は、エゴイズムを原理として生きているということです
エゴイズムに徹することにより

”自分に援助を与える人間は徹底的に利用すべき”

・・・と、考えるようになるのです

そして、それが叶わなくなると、逆恨みするのです
恩人の悪口を言ったり、恩人に損害を与えたリスのです
恩人は、親族の場合もあれば、他人の場合もあります
どちらの場合でも、起き得ることです