よくビジネスの現場では

”win-winの関係”

ということが言われます
取引の双方が利益を得るという意味です

そんなことは当たり前ではないかと言う人もいるでしょう
双方の利益になるからこそ
合意にいたり、契約を結ぶわけですから

しかし現実には
どちらかが損をして、どちらかが得をするというのが
ある意味では、商取引の常識なのです

簡単な例では、株や商品取引です
売買成立直後に値が上がれば
買い手の得であり、売り手の損です
逆に、値が下がれば
売り手の得、買い手の損・・・ということになります

昔から、商品に付加価値を付けられない場合は
商取引はwin-winの関係にはならないのが普通なのです
今でも、発展途上国の商人なら

”いかにふっかけて高く売るか、いかに安く買い叩くか”

といった商取引を、当たり前にしているかもしれません

現代の商取引がwin-winになれるのは
本質的には、付加価値を生むビジネスだからです
製鉄メーカーは、鉄鉱石から鉄を作る過程で付加価値を生み
十分な利益を乗せて自動車会社に鋼板を売ります
自動車メーカーは、鋼板を自動車のボディーに加工して
さらに付加価値を乗せ、利益を得ることができます
鉄鋼メーカーと自動車メーカーの取引はwin-winの関係なのです

より多くの付加価値を生むビジネスが、好ましい現代的なビジネスです
多くの人と利益を分かち合えるからです
さらに私が考えるのは
こうして生み出された利益が、人々を幸福にすることです
すなわち、win-winをswaile-smaileの関係に発展させたいのです
付加価値が、金銭的利益を生むだけではなく
人々に喜びと幸福をもたらすものであってほしいからです