このところ、若者の低収入のことを、よく考えます
アルバイトや契約社員をして暮らす若者は
だいたい、年収が200万円くらいです
予想年収がそのくらいという人も多いのです
仕事がこのまま続けば、そのくらいの年収になるという意味です
様々な事情により、収入の途が途切れることも多いわけです

会ってみれば、真面目な若者達が
こうした雇用環境の中で生きています
それが当たり前になっているので、怒りも無く
静かに、自分が置かれた状況を受け入れているのです

それでも彼らが手放さないのは携帯電話です
これが無ければ、仕事へのアプローチもできなくなるからです
電話会社は、容赦なく、低収入の若者達からも電話料金を徴収します
生活必需品であることが、彼らを無抵抗にしています

私からみれば若者であっても
30代ともなれば、昔なら、結婚し、家庭を持つのが当然の年齢です
現実には、家庭を持てない30代40代はざらにいます
理由は低収入ばかりではありませんが
根本的な理由の一つが、それであることは間違いありません
この問題を、なんとか解決できないものでしょうか?

雇用する側からみれば
そのような人に、高い給与を払える条件ありません
高い給与を払えるのは
それなりの利益を会社にもたらす人に対してだけですから
キャリアの無い人が高収入にありつける可能性は極めて少ないです
残念ながら、単純作業に高い報酬を払える余裕のある会社はありません
現代の企業は、単純作業には、躊躇無く、機械の導入を考えます

若者達を低収入の悪循環から脱却させるためには
彼らの雇用を安定させ
キャリアアップのできる安定的雇用環境を作る必要があります
企業だって、本当は、安定した雇用を欲しています
正社員に仕事を任せたいからです

しかし
会社は、一旦人を正社員として雇用すると
簡単には解雇できません
この、雇用を安定させる制度が
皮肉なことに、若者達の雇用を不安定にしているわけです

私からの若者達へのアドバイスは
僅かばかりの時給の多寡よりも
正社員になれる職場を選びなさいということです
そこが自分が進みたい業界であれば一番です
そこでキャリアを積めば
会社を離れても、業界の中に自分の居場所を見つけられます
現代、高収入の人々は
そうやってキャリアアップをした人々なのですから