古書を集めるのが
私のささやかな趣味です
収集の対象は自分の関心に従い
世間の評価は、まったく気にしません
自分なりの価値観に従うわけですが
私の思いとしては、文化財保護の心意気もあります

文化財保護という大きな目標のために
ささやかな自分の小遣いを使うわけですから
自分が価値を認めたモノにしか使いたくありません
文化を守るということは、そういうことです
公的資金を使うわけでは無いのですから
自分の価値観に従うべきなのです

文化の価値は、一人一人の人間が決めるべきです
権威や権力に押しつけられる文化など、真っ平です
自分が良いと思うモノが良いのです
そして、より多くの人が、より強く愛したモノが
文化として残るのです

ただし、私は安易に多数派には属しません
大衆は自発性が乏しいからです
集団として動き出すまでは、自分の判断力が働きません
私は、人々が価値に気付かず、下手をすると捨てられてしまいそうな
あるいは、忘れ去られそうなモノを手元に保存したいのです
私の文化財保護の心意気とは、そういうものです