祖母について、ずっと考えてきて
私の心境としては
「祖母を想えば涙がにじむ」
といったところです
本当に、涙がにじんできます
あれほど私達を愛してくれた祖母に
私は、なんの恩返しも、孝行もしていません
今更、祖母に感謝を捧げたくても
もう、どうにも叶わぬことです
このブログに書いたエピソードの多くは
特に、祖母が語った話は
祖母が、私と二人だけの時に
私だけに、ささやくように話したことです
他の人が知っていることかどうか、それすら分かりません
多くの場合、祖母は
私が一人でいる時に、突然来て、ささやくように話し
私と会話することもなく、その場を離れました
私は、ただ、聞くだけです
祖母に、私の方から何か質問をした記憶は、まったくありません
その中でも
我が子を背に負ったまま、こと切れるのを感知した話は
忘れることが出来ません
祖母は、子供のような小さな、弱い体でした
あの小さな体で、子供を背負い、一生懸命歩いたのです
想像すると、涙を抑えることが出来ません
我が家で、私の他に、この話を、祖母から直接聞いた人はいるのだろうか?
なぜ、祖母は、私に、この話をしたのか?
考えても、確かな答えは分かりません
私なりに考えたのは
跡継ぎである私に、財産以外の何かを伝え
残したかったのではないか・・・ということです
祖父母は、田中角栄全盛期でも
角栄の従兄である田中秀雄さんのことを
ただの一度も、口にしたことがありませんでした
私は、もしかしたら、祖父母は
秀雄さんが角栄と親戚だということを
知らないのかもしれないと考えたことがあります
しかし、実際は、祖母はずっと、田中角栄に注目していたのだと思います
ある時、やはり、私が一人、台所にいたときでした
祖母は突然、顔をしかめ、田中角栄の口真似をし
「嫌だな、あの人は!」
と、言ったのでした
「田名角栄という有望な身内が立候補する」
そう言って、新潟に帰る田中秀雄さんに
戦後の何も無い時代でしたから
あれも持って行け、これも持って行けと多くのお土産を持たせ
祖母は、送り出したのです
陰ながら田中角栄の選挙を応援していたわけですから
その名を忘れるわけがないのです
しかし、テレビに映る田中角栄は
カメラを睨み付け、一方的にしゃべりまくる男でした
秀雄さんとそっくりの容貌と話し方なのに
秀雄さんだったら、けして祖母には見せないであろう表情と口調で
テレビ画面から、祖母を睨み付けていたのです
それが、祖母にとって、どんなに悲しいことであったことか!
祖母は、田中角栄のことを、話題にするのも嫌だったのでしょう
祖母は、四人姉妹の長女として、跡取り娘として
弱い小さな体で、家の財産を守り抜くことを宿命付けられていました
私に対しても
「お前は跡取り息子だ、家の財産は全部、お前のものだ」
と、話していました
祖母は、目に見える財産とは別のものも
私に遺したかったのだと
今の私は、そのように考えています
私の心境としては
「祖母を想えば涙がにじむ」
といったところです
本当に、涙がにじんできます
あれほど私達を愛してくれた祖母に
私は、なんの恩返しも、孝行もしていません
今更、祖母に感謝を捧げたくても
もう、どうにも叶わぬことです
このブログに書いたエピソードの多くは
特に、祖母が語った話は
祖母が、私と二人だけの時に
私だけに、ささやくように話したことです
他の人が知っていることかどうか、それすら分かりません
多くの場合、祖母は
私が一人でいる時に、突然来て、ささやくように話し
私と会話することもなく、その場を離れました
私は、ただ、聞くだけです
祖母に、私の方から何か質問をした記憶は、まったくありません
その中でも
我が子を背に負ったまま、こと切れるのを感知した話は
忘れることが出来ません
祖母は、子供のような小さな、弱い体でした
あの小さな体で、子供を背負い、一生懸命歩いたのです
想像すると、涙を抑えることが出来ません
我が家で、私の他に、この話を、祖母から直接聞いた人はいるのだろうか?
なぜ、祖母は、私に、この話をしたのか?
考えても、確かな答えは分かりません
私なりに考えたのは
跡継ぎである私に、財産以外の何かを伝え
残したかったのではないか・・・ということです
祖父母は、田中角栄全盛期でも
角栄の従兄である田中秀雄さんのことを
ただの一度も、口にしたことがありませんでした
私は、もしかしたら、祖父母は
秀雄さんが角栄と親戚だということを
知らないのかもしれないと考えたことがあります
しかし、実際は、祖母はずっと、田中角栄に注目していたのだと思います
ある時、やはり、私が一人、台所にいたときでした
祖母は突然、顔をしかめ、田中角栄の口真似をし
「嫌だな、あの人は!」
と、言ったのでした
「田名角栄という有望な身内が立候補する」
そう言って、新潟に帰る田中秀雄さんに
戦後の何も無い時代でしたから
あれも持って行け、これも持って行けと多くのお土産を持たせ
祖母は、送り出したのです
陰ながら田中角栄の選挙を応援していたわけですから
その名を忘れるわけがないのです
しかし、テレビに映る田中角栄は
カメラを睨み付け、一方的にしゃべりまくる男でした
秀雄さんとそっくりの容貌と話し方なのに
秀雄さんだったら、けして祖母には見せないであろう表情と口調で
テレビ画面から、祖母を睨み付けていたのです
それが、祖母にとって、どんなに悲しいことであったことか!
祖母は、田中角栄のことを、話題にするのも嫌だったのでしょう
祖母は、四人姉妹の長女として、跡取り娘として
弱い小さな体で、家の財産を守り抜くことを宿命付けられていました
私に対しても
「お前は跡取り息子だ、家の財産は全部、お前のものだ」
と、話していました
祖母は、目に見える財産とは別のものも
私に遺したかったのだと
今の私は、そのように考えています