ヨーロッパの歴史とキリスト教を調べると
キリスト教は、民衆を支配する道具であったことが分かります
キリスト教に限らず、宗教には、そうした性格があるのでしょう

プロテスタントによる宗教改革は
カトリック教会による支配を打破する運動であったわけです
宗教を使った教会による民衆支配を打破する契機となるものでした
ところが実際は、カルヴァンによって
カトリック以上に強力な、民衆を支配する道具となったのでした

カルヴァンと意見の合わなかった
神学者ミゲル・セルベートは、異端者とされ
生きたまま公開火あぶりにされたのでした
現代のタリバンやイスラム国と変わらぬ恐怖政治だったのです

宗教改革が猛威を振るう頃
カトリックでは、イエズス会が結成されました
時代の趨勢により、イエズス会は
プロテスタントとの闘いの最前線に出ることになりました
プロテスタントに対抗して、世界中で布教活動をしたのです

そんな事情により
戦国時代の日本にやってきたのは
イエズス会の宣教師達だったのです

大航海時代と新大陸発見により
ヨーロッパ世界が地球全体に広がる時
ヨーロッパ内部で、宗教改革の嵐が吹き荒れていたことは
地球全体、人類全体の悲劇でした

ヨーロッパの人々が域外に進出する時
ただ貿易だけが目的であったなら
さほど大きな問題は起きなかったはずです

非ヨーロッパ世界の人々は
ヨーロッパ人から見れば”異教徒”でした
”異教徒”や”異端者”を殺してもいいと考えるヨーロッパ人
彼らからみて”異教徒”だったことが
その後の非ヨーロッパ世界の人々の大きな悲劇の原因となりました
その傷跡は、今尚、癒えることはありません