8月になりますと
新聞は、必ず、戦争特集をします
そして、戦争は悲惨だったと強調し
二度と戦争をしてはいけないと結論します
戦争の悲惨は、私も、両親から聞きました
母は、あまり、戦争中のことを話しませんでしたが
機銃掃射を受けた話は何度か聞きました
母が世話をしていた子牛が
機銃掃射の恐怖で、へたりこんでしまい
母は、なんとか、子牛を安全な場所に移動させようとしましたが
子牛は、まったく動かなかったそうです
機銃掃射の中
必死に子牛を逃がそうとする17歳の少女を想像すると
「あなたこそ逃げなさい」
と、声をかけたくなります
妹が危篤に陥った時も
蜜柑が食べたいという妹の願いをかなえるため
いつ空襲があるか分からない中を
蜜柑の産地に行き、季節外れの蜜柑を求めて
一軒一軒農家を訪ね歩き
やっと、一軒の農家の、一籠だけ保存していた蜜柑を
買い求めて帰ってきたそうです
(この話は叔母から聞きました)
母は、そういう人でした
母は、機銃掃射の恐怖を、何度か、語ったことがあります
寒川町は、平坦な土地ですから、防空壕が作れません
そこで石垣イチゴ用のコンクリート板を重ねて
防空壕の代わりにしたのです
そこに逃げ込むと、コンクリート板に弾丸が撃ち込まれ
その音が、とても怖かったそうです
機銃掃射の流れ弾に当たり
亡くなってしまった近所の子供の話をした時は
母は、本当に悲しい顔をしました
戦争を、どう思うかと聞けば
母は、頭痛を耐えるような表情になり
「戦争は嫌だ」
と答えるだけでした
新聞は、必ず、戦争特集をします
そして、戦争は悲惨だったと強調し
二度と戦争をしてはいけないと結論します
戦争の悲惨は、私も、両親から聞きました
母は、あまり、戦争中のことを話しませんでしたが
機銃掃射を受けた話は何度か聞きました
母が世話をしていた子牛が
機銃掃射の恐怖で、へたりこんでしまい
母は、なんとか、子牛を安全な場所に移動させようとしましたが
子牛は、まったく動かなかったそうです
機銃掃射の中
必死に子牛を逃がそうとする17歳の少女を想像すると
「あなたこそ逃げなさい」
と、声をかけたくなります
妹が危篤に陥った時も
蜜柑が食べたいという妹の願いをかなえるため
いつ空襲があるか分からない中を
蜜柑の産地に行き、季節外れの蜜柑を求めて
一軒一軒農家を訪ね歩き
やっと、一軒の農家の、一籠だけ保存していた蜜柑を
買い求めて帰ってきたそうです
(この話は叔母から聞きました)
母は、そういう人でした
母は、機銃掃射の恐怖を、何度か、語ったことがあります
寒川町は、平坦な土地ですから、防空壕が作れません
そこで石垣イチゴ用のコンクリート板を重ねて
防空壕の代わりにしたのです
そこに逃げ込むと、コンクリート板に弾丸が撃ち込まれ
その音が、とても怖かったそうです
機銃掃射の流れ弾に当たり
亡くなってしまった近所の子供の話をした時は
母は、本当に悲しい顔をしました
戦争を、どう思うかと聞けば
母は、頭痛を耐えるような表情になり
「戦争は嫌だ」
と答えるだけでした