織田信長が目指したのは熱田神宮でした
熱田神宮に着くと、ここで戦勝祈願をしました

熱田神宮を目指したのは
戦勝祈願をするためではありません
広い熱田神宮の境内であれば
2000程度の将兵は十分収容できるからです
信長は、ここに将兵を集結させたのです
戦勝祈願は、信長一流の演出でした

とにかく、主君が甲冑を身につけ
五騎の小姓を連れただけで、城を出て行ってしまったため
家臣達は、慌てて、後を追うしかありませんでした
すでに戦闘は始まっているのです
遅れをとるわけにはいきません

熱田神宮に将兵を集めると、善照寺砦に進軍させ
さらに、信長自身は、中嶋砦まで進み
佐々政次、千秋四郎らに命じて
丸根砦、鷲津砦の救援に向かわせました

佐々政次、千秋四郎らは
今川軍の先鋒に討たれてしまいました
実は、これは織田信長による陽動作戦だったのです
敵に、織田軍団が両砦の救援に向かうと見せかけるための
・・・佐々や千秋が
それを承知していたかどうかは、ともかく・・・

この時点で
織田信長が今川義元の本陣を目指すことなど
敵味方、誰も知りませんでした
慌てて信長の後を追った織田家臣団は
当然、両砦を救援し、大高城を攻めると考えたでしょうし
信長の出陣を知った今川義元も
同じことを考えていたはずです・・・