永禄3年5月19日
日本史上に残る有名な合戦が行われました

「桶狭間の戦い」

です

この日、午前3時
丸根砦を出ようとする織田軍と
砦を抱囲する松平元康(徳川家康)軍との間に
突然、激しい戦闘が始まりました
守將の佐久間盛重は、戦闘を避けるつもりでしたが
その時すでに、松平元康の軍勢が砦を抱囲していたからです

清洲城で開戦の報に接するや
織田信長は、幸若舞の”敦盛”を舞います
幸若舞とは、当時流行した語りを伴う舞です
信長は、一ノ谷の合戦で討ち死にした若き平家の武将
平敦盛を舞い、語ったのです

人間五十年
化天のうちをくらぶれば
夢幻のごとくなり
一度生を享け
滅せぬもののあるべきか

人生の短さと、生の儚さを
信長は、居並ぶ家臣団に語り聞かせ
これから戦闘に向かう、自身の覚悟を示したのです

舞の後、具足を身に付けると
信長は、立ったまま湯漬けをかき込み
すぐに馬を用意させ、わずか5騎の小姓とともに
清洲城を出て、疾駆していきました