上野に行き

「デトロイト美術館展」

を観てきました

会期が、少ししか残っていなかったので
あわてて、観に行ったのです
あらためて、行って良かったと思いました

規模は、思ったほど大きくなくて
展示自体は、あまり多くありませんでした
しかし、内容は素晴らしいものがありました

ルノワールの裸婦は代表作ですし
ゴーギャンの自画像も、画集に載る代表作の一つでしょう
ドガは、私は踊り子の絵しか知りませんでしたが
しっかりした描写の肖像画がいくつも観られたのは収穫でした

カロリュス=デュラン「喜び楽しむ人々」と
アンリ・ジェルヴェクス「パリのカフェにて」
の2作品は、作家も作品も初見でしたが
大作でもあり、私は、強い印象を受けました
19世紀後半に、あれほど強く明るく明解な表現があったとは!
驚きであり、20世紀の作品かと見まがうほどでした

ゴッホの自画像は、今回の展示の目玉の一つです
私も、この作品は知っていましたが、実物を観るのは初めてです
素晴らしい作品でした
ゴッホは、何枚か自画像を描いていて、いずれも印象的です
この作品は、ゴッホの自画像の中では、やわらかい印象のものです
表情は、どこかボブ・ディランを連想させるものがります
そういえば、ボブ・ディランも絵を描きます・・・

ピカソの「読書」は、画集で観て知っていました
有名な作品ですので、実物が観られて幸せでした・・・いいですね
さらに「アルルカンの頭部」が観られたのは嬉しかったです
”青の時代”から”バラ色の時代”にかけての、若き日のピカソ作品は
後年の自由奔放な表現とは別の、深い叙情性があって魅力的です

モジリアーニの作品が、いくつも出展されていて
しかも、いずれも優れたものでした
実作を間近で観ると、モジリアーニの良さがわかります
色使いも造形も、ほんとに素晴らしいですね

マチスの大作もありました
「コーヒータイム」は、マチスの代表作の一つでしょう

他にも、カンディンスキー、セザンヌ、ボナール、ルオー・・・
時代を代表する作家達の作品がありましたが
私は、思い出すままに、ここに印象を書いた次第です

19世紀後半から20世紀前半のパリの画壇は
近代絵画の花開いた黄金時代です
その時代の代表的作家の代表作が集められていて
デトロイト美術館の収集品の質の高さが、よく分かりました