もともと、科学技術の領域は
数学で表現された世界です
昔から、科学の言語は数学です
科学は、文明発生以来、ずっと人類共通なのです

人類共通の知の体系である科学は
数字、記号、幾何学的な図面、計算式・・・で表現されます
近代に入ると、科学技術に基づく近代工業が生まれ
世界共通規格の工業製品が生産されるようになりました
自動車はもとより、飛行機から携帯電話まで
人類共通の工業製品が誕生したのです

そうした工業製品の一つとして
パーソナルコンピュータが現れました
そして、それを起動するコンピューターソフトもまた
数学の言葉で書かれているわけです

建築であれ、工業製品であれ
設計や企画の段階で、形状の打ち合わせをしている時に

「そこの角を丸めて」

と言われても、正確な図面は描けません

ところが

「そこの角を5Rで」

と言われれば
半径5の円弧で角に丸みを付けることになり
正確に図面に落とすことが出来ます

数学の言葉は、間違いの無いコミュニケーション手段なのです
科学技術は、数学の言葉で表現され、設計され、伝達されます
数学が分からなければ、科学技術は理解できません
数学の力によって、科学技術は
人類共通の”知の体系”となっているのです