高校に入学して
最初の新入生テストを受けると
私の成績は、ほぼ、全体の真ん中でした

私にとって衝撃だったのは
1年1学期の、最初の中間テストでした
私の成績は最下位に近いところにありました
特に数学がひどく、ほぼ零点に近い点数でした

これが高校の怖いところでした
小学校時代はもとより、中学校時代は
どんなにさぼっても、こんなことはありませんでした
高校では、サボると、下がいないのでした

特に数学は、この高校の伝統として
1年生の最初の中間テストで難しい問題を出し
生徒に、高校の勉強の厳しさを教え、やる気を引き出す方針でした
私は、見事に、それにやられてしまったのです

その後は、数学の授業を、それなりに聞いていたとは思います
はっきり言って、面白くはありませんでした
さすがに零点に近い点数をとることはなくなりましたが
数学の成績は芳しくありませんでした

ぼんやりと、数学の授業を聞いていましたが
私には、授業から何かを学んだという実感がありませんでした
指数や対数、複素数などの概念を習っても
教師は、それらを使って、四則演算を黒板に書くだけです
これでは、本質的に、小学校の算数と変わりません
代数になって、文字が増えただけです

高校3年間を通じ、結局、数学への印象は変わらず
私が数学を好きになることはありませんでした
当然ながら、得意になることもありませんでした