テレビ観戦と読書の盆休みを過ごしています

今日は

「冤罪」(石井一著)

を読了しました
この本は、全国民が読むべき本です
ロッキード事件が冤罪であることを詳細に述べている本です

その著者が、元田中派の国会議員と聞けば
それだけで、読む気が起きなくなる人も多いでしょう
それくらい、田中角栄攻撃のマスコミ世論はすさまじかった・・・
でも、だからこそ
そういうタイプの人にも、ぜひ、読んで欲しいと思います

この本は、ただロッキード事件についてだけ語っているのではなく
日本の行政と司法についても
学ぶべき多くのこと論じているのです
さらに、アメリカの法曹制度についても学べるのです

できれば、法曹を目指す受験生や高校生にも読んで欲しいと思います

民主主義国家における法制が、いかにあるべきか?
三権分立とは、どのようなものか?
刑事訴訟法とは何か?何を守るべきか?
多くのテーマについて、この本は思考のヒントを与えてくれます

田中角栄有罪を決定した嘱託尋問調書に対し
最高裁判所の15人の裁判官が、そろって間違いを犯し
最終判決になって、やっとのこと、その間違いを認めたわけです
司法と行政の癒着、米国への服従、検察主導による暗黒裁判
ロッキード事件は、戦後日本の汚点そのもでした・・・

一方、新潟3区の選挙民は、田中角栄を圧倒的な投票数で支持し続けました
このことは
日本の民主主義を語る上で、歴史に残るエピソードとなるでしょう
そして、また
私達が、民主主義を信じてよいことの、重要な事例となるでしょう
ただし
マスコミ世論なるものが、いかに危険なものであるかという警告と共に・・・