今朝、芥川賞受賞小説

「コンビニ人間」

を読みました

なかなか、面白く、興味深い展開の小説でした
夜中に目が覚めて、眠れなかったので
買ってあったこの本を取り出し、一気に読んでしまいました

著者がどこまで意識したか知りませんが
この小説で取り上げられているテーマには
現代における、未組織労働者の置かれた状況と
インテリの発想との、絶望的ズレの寓意を読み取りました

コンビニで働くことに全人生を賭けている女性と
彼女に飼われる、コンプレックスの塊のような屁理屈男
この二人の関係が、現代における
未組織労働者とインテリの関係を象徴しています

コンビニのバイトという
現代人に、とても身近な職業の人物を主人公とし
そこに極めて特異なキャラクターをはめ込み
不思議な物語を作り上げるセンスに脱帽です

こんな不思議な
しかし奇妙な現実感のある小説は
私には、新鮮な驚きです