「ゾウについて語るようだ」

それが、私の「本能寺の変」への思いです

あまりに大きく、重く、特異だからです

ゾウは、他の哺乳動物とは似ていません
長い鼻、大きな牙、大きな耳、丸太のような脚・・・
そして・・・大きな体と体重です

「本能寺の変」も
歴史的な重みと大きさはもとより
その展開の不可解さと、怪しさ、何処までも残る、謎の部分・・・
特異な部分が多すぎると思われます

とにかく、その歴史的意味は重大です
天正10年6月2日、突然、織田信長は消えてしまい
当然ながら、信長によって始まるはずの天下統一と長期政権は
幻になってしまいました

あの1日
否、あの日の朝の数時間が無ければ
日本の歴史は、まるで違ったものになっていたでしょう
せいぜい数千人の、市街地での小規模な戦闘が
その後の歴史を大きく変えてしまったのです

その結果として
豊臣秀吉、そして徳川家康が日本のリーダーとなり
キリスト教とヨーロッパのカトリック勢力は
日本国内での足場を失いました

やがて戦国の世は終わり、長い太平の世が始まりました
それは、信長自身も望んだことでもあります
信長が生存していれば、彼の手で、もっと早く実現したかもしれません
ただし、歴史の展開は、まったく違うものになったことでしょう