カトリックの総本山バチカンは
不滅の生命力を持っているように見えます
何故でしょうか?

カトリック信者は、全世界に散らばり
しかも上流階級から、貧しい庶民にまで至ります
その広範な人々が、信仰心に支えられてバチカンに送る情報は
極めて確度が高く、信用のおけるものです
この情報により、バチカンは世界情勢を正確に認識し
それへの対応もまた、的確となり
不滅の政治力を発揮するのです

京都とは何でしょうか?
日本の仏教徒のバチカンです
各宗派の総本山、もしくは、それに匹敵する寺社が集まるところです
そこには、日本各地の各階層から集まる情報が集約されます
明治維新の神仏分離までは、日本は神仏習合ですから
当然ながら神社関係の情報も集まります
その頂点に天皇がおり、朝廷があったのです
京都は、日本全体の情報中心だったのです

戦国時代の末期、そして幕末
京都は、政治的蠢動の中心となりました
日本全体が大きく変わろうとする時
京都は、なぜか、変革の渦の中心になるのです
権力の中心でも、経済の中心でもないのに・・・
その理由こそ、京都の本質
日本の情報中心としての機能を持つことなのです

遠い九州の出来事であっても、それは京都に伝わります
イエズス会の宣教師達がしていること
キリシタン大名がしていること
すべて、京都の宗教関係者は知っていました