しつこいようですが
まだまだ、馬と戦争のことを考えています

シナ大陸では、古代より
黄河の流域の広大な中原に偉大な文明が栄えました
しかし、中原の支配者は、必ずしも農耕民族でなく
秦の始皇帝をはじめとして多くの時代で、シナの西部や北部の騎馬民族でした

シナは、現在は中華人民共和国と称し、その前は中華民国でしたが
19世までは、清国といい、満州族の国でした
14世紀にユーラシア大陸の大部分を支配下に治めた元は
言わずと知れたモンゴル帝国であり、モンゴル人の国でした

シナは、長い間、人口も農業生産力も低い騎馬民族に支配されていたのです
このことは、騎馬の持つ戦闘能力の高さを歴史的に示すものです
馬が持つ、武器としての能力は絶大だったのです

日本も,大陸の騎馬民族が征服して建てた王朝であると
東大の江上波夫という学者が唱え、一時、大きな影響力を持ちました
今日では、話題に上ることは少なくなり、一種のトンデモ説扱いのようです
この騎馬民族征服王朝説の論旨や論拠を、私は知りません
ですから、ここで、これ以上の議論はしません
騎馬民族が高い戦闘能力を持つことは確かだと、私は考えます
江上説の致命的な弱点は、騎馬では海を渡れないということです

騎馬民族が日本に来たかどうかは、ともかく
騎馬戦闘に長けた人々が戦を征し、権力を握ったであろうことは確かです
日本に限らず、西洋でも、誇り高き戦士は騎士です
ドン・キホーテもロシナンテに騎乗しています

私の考えでは、馬は戦争の勝敗を決定する最重要要件です
近代戦争における飛行機やミサイル、核兵器に匹敵するものです
ところで、私には、歴史の教科書で、馬について何かを学んだ覚えがありません
私自身、馬については、まったく無知と言っていいレベルです
歴史家の皆さんは、馬について、どんな考えを持っているのでしょう?