平原と馬について考えると
あの、ユーラシア大陸を支配した
モンゴル帝国を思い浮かべます

”馬こそ最強の兵器”

日本に限らず、自動車が発明される以前は
人類にとって、馬が最強の兵器だったのです
馬が持つ機動力を超える兵器は、人類には持ち合わせがありませんでした
馬を支配すれば、人類を支配できたのです

自動車が発明される以前は
陸上の戦いで、馬を超える機動力を持つ存在はありませんでした
洋の東西を問わず、戦士は馬にこだわり、良い馬を求め続けました
そして、大量の馬を保有することが総合的戦力だったのです

平原の支配者は、食糧の確保だけではなく
馬の確保により、覇者の道を進むことが出来たのです
水田を持ち、食糧を確保し、人口と経済力を蓄えても
馬がいなければ、戦闘力は弱いのです
馬が、戦いの勝敗を決します
馬を確保できなければ、支配者にはなれなかったのです

ここには、現代に通ずる、経済と軍備、覇権の関係があります
どんなに経済力を誇っても
軍事力が弱ければ、権力は維持できず
強い軍事力を持った支配者に富を収奪されてしまうのです

長篠合戦で、武田騎馬軍団は
織田・徳川連合軍の3000丁の鉄砲隊に敗れました
これは鉄砲の時代を象徴する戦でした
しかし、けして騎馬の時代の終わりを意味するものではありません
その後も長く、人類の戦闘行動においては
騎馬と鉄砲の組み合わせは、陸上戦闘に欠かせぬ要素であり続けたからです