最近

「真田三代」

なんていう歴史小説を読み、いろいろ勉強になりました

戦国時代は
信長、秀吉、家康と政権が移るため
どうしても、東海地方と中京地域の物語がメインになります
しかしながら、真田家を中心に戦国時代をみると
関東甲信越地域の戦国時代が見えてくるのです
これがまず、私には大いに勉強になりました

それともう一つ
武士の行動原理の違いを学びました
平地の武士と山地の武士の行動原理の違いでrす

平地の武士は、領土拡大に血道を上げます
その勝利者が、名だたる戦国武将となっていったわけです
したがって、、名だたる戦国武将は、原則として平地の支配者です
ところが、山地の武士は、一族と領地の死守を基準に行動します
山地の武士は、基本的に、専守防衛なのです
その結果、平地の有力武士に従う存在になっていくのです

平地の有力武士から見れば
山地は、生産力が低いため、領地にしても旨みはありません
一方、戦で落とすには厄介です
そこで、平地の有力武士は、山地の武士に対しては
「自分に従えば、それで良い」という対応をするのです
真田一族が、次々に服従する相手を代えたのは、そうした事情によるのです

戦国時代の最終的勝利者は徳川家康です
家康は、関東地方という、日本最大の平地の支配者でした
戦国時代を、平地の武士の陣取り合戦と考えれば
家康による天下統一は、歴史の必然であったのかもしれません

思えば、足利政権の弱体を見抜き、北条早雲が関東を支配した時から
日本全国で群雄割拠が始まり、戦国時代となりました
北条氏の滅亡とともに、徳川家康は関東の支配者となり
関ヶ原と大坂の陣を経て、戦国時代は終わりました
すなわち、戦国時代は、北条に始まり北条に終わったと言えるのです

もし、北条早雲の後に
北条氏に、早雲のような野心家が続いたら
関東平野の支配者である北条氏は、やがて全国制覇を成し遂げ
室町幕府や戦国時代の様相は、まるで違ったものになっていたことでしょう