糖尿病の治療を開始して以来
血糖値の測定をしていますが
血糖値というのは、食べ過ぎと運動不足で上がるという
極めて単純な原則を発見しました

血糖値が下がってきているのは
インスリン注射の効果が出ているからですが
食事制限が、かなりの効果をもたらしていることは確実です

血糖値を下げるだけで糖尿病が治るのか
そして、体調が良くなるのか
今のところ、治療途中なので、何とも言えませんが
私の場合、ここまでは、体調は良くなってきています
ただし、視力は回復しません

糖尿病は生活習慣病と呼ばれています
確かに、生活習慣、特に、食べ過ぎと運動不足を解消すれば
この病気は良くなるし
健康な人ならば、予防することも可能な様に思われます

ところで、人はなぜ、食べ過ぎをするのでしょう?
私の場合、ある種の強迫観念があるようです
食べなければ元気が出ないという強迫観念です

肉を、もりもり食べれば、いかにも元気が出そうですし
アルコールを勢いよく飲めば、確かに、元気になります

ただし、実際には
暴飲暴食の後には、動くのが嫌になり
そのまま、横になって寝てしまう、などということも多いわけです
気分だけは元気になっても、肉体は弱まっているわけです

食事に関する強迫観念は他にもあります
”完食”への強迫観念です
出されたものは、すべて食べ尽くさなければならないという強迫観念です
皿を平らげる義務感と言ってもいいでしょう

”男が食事を残すことは恥ずかしいことだ”

という観念があるのです

旺盛な食欲を褒められることは悪くない気分ですし
私が人から褒められて嬉しいのは食欲と、アルコールの強さです

それというのも
私は元々、食が細く、アルコールにも、弱かったからです

私は社会人になってから、食が太くなり
アルコールにも強くなったのです
そこには、私が”大人の男”になるための、密かな努力があったのです

人との付き合いに動ぜぬために
私は、人並みに、何でも食べ、飲み、歌えるようになったのです
それは、半分は楽しみ、半分は人生の修行でした

自分が作り上げた、その生き方を
今更、否定したくないという
潜在意識のようものが、私にはあるのでしょう
どうも、食事制限に対し、心理的な抵抗があるのです