私は自分の意志と行動に極端なこだわりがあります
簡単に言えば、自分の思い通りにならないと我慢ならないのです
随分わがまま性格だということが言えます

その一方で、他人に対し、自分の我が儘を通すのも嫌いです
若い頃の私が一人旅ばかりしていたのも、それが理由です
他人と調子を合わせるが苦痛ですし、他人に強制するのも嫌なのです

私が動物を飼うのが好きでないのも、たとえ動物とはいえ、
檻に入れたりロープでつないだりするのが嫌だからです

私は自由へのこだわりが強いのです
自分の自由ばかりか
他人の自由も、動物たちの自由も尊重したいのです

自由へのこだわりの中に正確さへのこだわりがあります
何かを注文したときに、注文通りになっていないと腹が立ちます
これは誰にとっても当然のことではありますが
私にとっては、私の自由を否定されたという意味でも腹が立つのです

仕事での打ち合わせでも
たいして難しい話でもないのに、ミスをする人はいます
その理由は、人の話を良く聞かないからです
早合点や、いつものパターンでことを処理することから起きるミスです
彼らのミスの根本には、自由な発想の乏しさがあります
発想が固定化されていることによるミスです

「発想の自由」と「正確なコミュニケーション」

一見別々の概念に思われることです
しかし、この二つの概念の間には深い関係があるのです

正確な観察と報告が基礎科学の発達を促しました
確かな基礎科学の土台の上に、自由な発想による科学技術の発達があります
言うまでも無く、科学技術の発達こそが私達の生活を豊かで自由なものにしています
「正確なコミュニケーション」こそが、自由と豊かさの根本なのです