新幹線が50周年ということで
広告や特集記事を目にすることが多いです

私は鉄道マニアではありません
もっぱら自動車派ですから
新幹線に特別な思い入れはありません
ただ、小中学校の同級生のなかに国鉄関係者の子供がいたので
新幹線の開通の時の乗客となった友達もいました

新幹線「のぞみ」の命名者が阿川佐和子さんであることを知り
ちょっと意外な感じがしました

私には、長男の子育てと関連して、ある思い出があるのです

「ひかりがほしいの!のぞみがほしいの!」

妻の友人から来た電話に
まだ言葉が話せるようになって間もない長男が話した言葉です

妻の友人は、さぞ驚いたことでしょう
言葉を覚えて間もない幼児から、いきなり

「光が欲しいの!望みが欲しいの!」

と、言われたのですから

実際は、新幹線の名前のことであり
長男は「ひかり」や「のぞみ」のオモチャが欲しかっただけなのです

私は私で、このエピソードから、別のことを考えました
”光”や”望み”は旧国鉄の悲願を現していると思えたからです

長男の幼児期は、すでに国鉄民営化の後ですが
新幹線の「ひかり」や「のぞみ」を開発している最中では
旧国鉄は慢性赤字に苦しんでいたのであり
新幹線こそ、国鉄の光であり望みであったからです

新幹線の命名には、旧国鉄の悲願が込められていたと
私は、ずっと、考えていました
実際には「希望」という候補に対し、阿川さんが

「大和言葉では”のぞみ”ですね」

と話して決まったということです

命名を大和言葉にしたのは
阿川さんの父の阿川弘之氏のアドバイスだったそうです