糖尿病に関して、私が興味を持つのは
これが自分の病気だからであることは当然ですが
それだけではありません

日本だけでも、糖尿病とその疑いのある人は一千万人ともいわれ
これがやがて二千万人にもなるという予想があるのです
世界を見渡しても、糖尿病患者は億単位の数であり
しかも、これが急速に増加する傾向にあるというのです

私は自分自身のささやかな経験を記録しておこうと考えたのです
大袈裟に言えば人類のためです
ま、それほど大袈裟に言わなくとも、誰かのためにはなるでしょう・・・

私が糖尿病を患うきっかけになったのは砂糖の摂り過ぎです
私は、コーラやサイダーなど、糖分の多い炭酸飲料を
一日2000㎖以上飲んでいたのです
これでは糖尿病になるための努力をしていたようなものです

なぜ、そんな馬鹿なことをしたかと言えば、禁煙のためでした
煙草を吸いたくなると、ボトルを開け、一気飲みをしていたのでした
500㎖入りのペットボトルを箱買いしておいて
毎日、浴びるように飲んでいたのです

禁煙以外に、もう一つ理由がありました・・・尿路結石と痛風です
私は三十代の半ばに最初の発作を経験してから
尿路結石と痛風を合計10回以上経験していました
1日2000㎖以上の水分を獲る必要を言われていました

お茶や珈琲では、とても1日2000㎖は飲めません
水で飲むのも、毎日は無理です
そこで炭酸飲料の一気飲みという馬鹿なことをしてしまったのです
炭酸なら、結石の原因であるカルシウムを溶かしてくれるであろうという
勝手な想像もありました

そして、確かに、結石も痛風も発症しなくなりました
ところが、その頃から、なんとなく、けだるさを感じるようになりました
私は、加齢のせいであろうと、あまり気にとめませんでしたが
やがて、明らかに加齢だけではないと思われる症状が現れ始めました

父が糖尿病を患っていて、父と同じ症状が現れ始めたのです
眼の異常です・・・明らかに白内障の症状が出始めたのです
肉体の倦怠感も異常なレベルになってきました
風邪で寝込んだ時、風邪の症状が消えても、体が動かないのです

私は、はっきりと、自分の肉体の異常を認識しました
しかし、その時点では、具体的に何もしませんでした
炭酸飲料の摂取量を控えめにしただけでした
肉体の不調が回復することはありませんでした

糖尿病であることは自覚しましたが、医師の診断は受けませんでした
眼に関しては、父と同じように
白内障の手術を受ければいいと考えていたのでした
糖分の摂取量を減らせば、糖尿病は勝手に治るであろうと考えていました