神奈川新聞に、植物生態学者の宮脇昭氏の「わが人生」の連載が始まりました

宮脇氏と私は、昨年の「財界」創刊60周年記念号において

「自然災害の克服に向けて自然の摂理や英知に学ぶ」

という特集記事に取り上げられました

「財界」の村田社長から、直接取材を受けたものです
私の方は見開き2ページ、宮脇氏は4ページの特集でした
実績ある横浜国大名誉教授と私の扱いの格差はやむを得ないところです・・・

私は、この特集では、もっぱら湘南地域の津波と防災について語っています
ですが、インタビューでは、瓦礫で津波避難丘を作ることも語っています
ただし、宮脇氏とは、まったく異なる発想です

宮脇氏は、瓦礫で防潮堤を作れと主張しています

私は、これに反対なのです

海岸線と平行に防潮堤を作れば
それを津波が超えてしまった場合、水が残るため
陸側に海水の湖が出来てしまいます
津波が無くとも、陸側で大雨が降れば、やはり湖が出来てしまいます

そして何より、私が、一番反対するのは
海辺の町を、海から遮断してしまうことです

”日本全国津々浦々”

という言葉があるように
日本人の多くは、海辺の町に暮らしています
大都市もまた、多くが海辺の町です

海辺の町の住民を海と遮断してしまうなどとは
自然を愛すると称する宮脇氏らしくないことだと思います
もしかしたら、宮脇氏は山国のご出身なのかもしれませんが・・・

はっきり言います

宮脇氏の主張は愚論です・・・否”暴論”です

この暴論は、今や国家権力と結びつき
東北の海辺の町を、海から遮断しようとしています
瓦礫処理の建前など、どこかに吹っ飛んで
もっぱら、公共事業の巨大利権として、強行されようとしています