猪瀬東京都知事は知事選に立候補するにあたり
徳田虎雄氏に1億円をたかりました
そして、5000万円をせしめました
この金は選挙には使わず、こっそりため込んでいたのですが
この事実が世間にばれてから、あわてて、返却しました

猪瀬氏がどういう人物か、こうした事実が物語っています
傲慢で卑しい人物だということです
私は以前から、この人物の傲慢さは気になっていました
ベストセラー作家であり、所得も十分あったはずですが
思いの外、金に汚い、卑しい人物でした

彼は優秀なノンフィクションライターでしたが
私は、彼の著書を一冊もきちんと読んだことがありません
なんどか読もうと試みたのですが、どうも、最後まで読む気が起きませんでした
それでも、三島由紀夫に関する本だけは、途中まで読みました
それなりに面白かったです

彼の一連の著書は、伝え聞く限り、すぐれたものです
文芸に関しても、社会評論に関しても
独自の視点を持つ有意義な仕事をしてきたはずです
私の知る限りでも、けして無能なライターではありません

私は、猪瀬氏が政治に関わったことも、それなりに好意的に受け止めていました
こうした人物が現実政治に関わるのもまた、面白いことだと考えたからです

私が本を読む場合、書かれている内容への興味と文章への親しみが重要です
書かれている内容にどんなに興味があっても
文章に引き込まれませんと、私は読み続けられないのです
猪瀬氏の著書は、内容には大いに興味があったのですけれど
文章に引き込まれることがありませんでした

それと、もう一つ
私はテレビで観た猪瀬氏に好感を持ちませんでした
極めて主観的なことなのですが、なんだかとても傲慢な人に見えて、好きになれませんでした