時代とともに、人の心は変わります

時の流れが、人の心を変えるのを止めることはできません
当然ながら、時代とともに、人の心も変わります
それまで常識だと思っていたことも、いつの間にか、廃れていきます

そこで、少し考えてみると
景色が変わるように、人の心が変わるわけではないのです
私達の心の動きを決める世の中のあり方・・・が変わるのです

同じ状況では、人は同じ様に感じ、考え、行動します

自家用車が無い頃は
人は遠出をする場合、歩くか、バスを使うか、鉄道を使うか・・・考えました
そこに自家用車という選択肢ができたことで、鉄道の重要性は格段に低下しました
人の輸送手段としては、今なお有効ですが
物資の輸送手段としては、完全に時代遅れになりました

国鉄労働組合が最後のゼネストをした時
通勤通学の足には大きな影響がでましたが
物流への影響が、ほとんど皆無であったため。人々の日常生活への影響はありませんでした
通勤の足を奪われたサラリーマン達からの怨嗟しか残しませんでした
国鉄労働組合が大衆の支持を決定的に失った契機でした

現代は宅配便が発達し、店舗を中心とした商業活動にも大きな影響が出ています
広い駐車場を備えた大規模店舗は、現代の小売りの主流となっています
これもまた、いつの日か、別の形態の小売業にとって代わられるかもしれません
駅前商店街は昭和を代表する景色だだったかもしれません
今主流の量販店の景色も、やがては
平成を代表する小売形態と言われるようになるかもしれません

駅前商店街の衰退を惜しむ声の中に
その人情味豊かな世界を懐かしむ気持ちがあるようです
しかし人々が駅前商店街を利用したのは
人情ではなく、やはりそれが一番便利であったからです
駅前商店街に、本当に人情が求められているのは、現代化もしれません