私は現在、東北復興プロジェクトに関わる仕事をしています
ただし、この話は、動きが停滞していて、どうなるのか分りません
事業ができるかどうか、政治的な動きの世界に入ってしまったからです

私は、建物の企画屋であり、貸家業者ですから、政治的な動きはよく分りません
地元の人達も、私には、そういう世界に顔を突っ込んで欲しくないようです

私としては、私の思いをのせた建物や都市計画が実現されればいいわけです
自分がビジネスの当事者になる必要すら感じていません
私が企画したものなら、その地の発展に寄与し、誰が運営しても上手くいくはずです
そういう信念をもって、私は事業計画を立てています

復興資金をあてにしているわけでもありません
もちろん、復興事業なのですから
有利な復興資金を利用できるなら、それに越したことはありません

市側からの要請として、ホテル事業を求められています
東北における復興事業関連で、宿泊施設が不足しているからです
もちろん、その要請にはこたえなければなりません
しかしながら、私は駅前の土地の再開発を手掛けているわけで
5年か10年先には取り壊すような建物を作るわけにはいきません

駅前にくだらない建物が出来てしまえば
その街の発展は阻害されてしまいます
そんなことでは”復興”できるわけがありません

公的資金を利用することの怖さがそこにあります

公的資金は現状の問題点を解消する目的で運用されます
どうしても近視眼的な目的に利用されます
その場で資金を使い切ってしまう事業なら、それでもいいかもしれません
しかし、建物への資金提供は金額が大きく、通常は融資という形態をとります
その返済は、一般的には、30年間程度を想定しています
そうである以上、最低でも30年間は価値を失わない建物を建てる必要があるのです

復興資金で建物を建て、役員におさまって収入を得て
将来、事業が行き詰ったら、売り逃げしてしまえばいい・・・そんな考えの人達がいるのです
私にこの話を最初に持ってきた人達です
私は彼らとの関係を絶ち、市の関係者に直接、私の事業計画を話しました

これで、ことはとんとん拍子に運ぶ予定でした
ところが、また、邪魔が入っているのです
私のものより素晴らしい事業計画があるというなら、それはやむを得ません
しかし、そういうことではないのです

それと、もう一つ
私の事業計画の中で、特に市役所の関係者に感銘を与えたのが屋上ヘリポート設置案です

「うちは離島もありますから・・・」

あの大震災と津波による惨禍を、行政の場で体験した人々は
ヘリコプターの重要性を痛感しているのです
交通や通信が麻痺した状況では
安否確認も救助も、ヘリコプターに頼るしかないのです

現に、昨今のゲリラ豪雨の被災地の救助にも、ヘリコプターは大活躍です

それなのに!「ヘリポートの設置費用」が復興予算には含まれていないのです!

本日の新聞報道によれば
復興予算の35%が使われていないということです
ヘリポートの設置費用を復興予算に認めず・・・それで予算を余らせる
いったい復興事業の関係者は何を考えているのでしょう?

政府は直ちに

「ヘリポート設置費用を復興予算の最重要項目とする」

という方針を打ち立てるべきです