アベノミクスの実感が無いという新聞記事を目にすることが多いです
小さな商売をしている人に話を聞いて、取材の様な形をとります
庶民には、景気回復の実感は無いと主張したいらしいのです

そういう記事は、だいたい反自民、反安部政権のマスコミです
日本の多くのマスコミは、そちらですから
その種の、似たような記事が、あちこちに出ます

記者が自分の立場や考えを他人に語らせるという
実に、いやらしい記事でもあります
責任逃れをしながら、自分の政治的主張の宣伝をしているわけです

そういう記事に利用された人こそ、いい面の皮です
自分が何かに利用されていると知るや知らぬや
それでも、新聞に出れば、自分の商売の宣伝になるとでも考えたのかもしれません

私は、彼らの

「景気回復の実感が無い」

という感想を間違いだとは思いません
いつも、庶民には「景気回復の実感は無い」からです

景気回復とは、新しい産業が起こり
生産規模の拡大や、それまで無かった新しい商品やサービスが現れることなのです
旧来の商売が急に売り上げが増えて景気が回復するなどということは無いのです

もちろん、景気が良くなれば、それなりに売り上げが増えたりはします
不景気に伴う、過度の節約志向から人々が解放されるからです
しかし、その効果は限定的です

サラリーマンの給料が2倍になっても
米や卵の値段は2倍にはなりませんでした
当たり前です、給料が2倍になっても、物価が2倍になってしまっては、豊かになったとはいえません
その結果、農業人口が減り、都市のサラリーマンが増えたのです
経済の拡大には、産業構造の変化が伴うのです

新しい産業が社会を動かす時、真の景気回復が起きるのです
旧来の商売を繰り返している人々にとって
景気回復の実感など、あったとしても、一時的なものでしかありません