日本国内の旅をしていて、気付いたことは

”日本人は海の近くには住まない”

ということです

瀬戸内地方を除きますと
日本中どこでも、海辺に古くからの住宅地はありません
私が、やや衝撃を受けたのは
浜松で、海沿いに人が住んでいないことを知った時です

浜松では、丘陵部の端に浜松城があり、その下が市役所でした
市街地は、その周辺に発展しているのです
平坦地は、道路や畑、新開地です
海岸沿いは防風林になっていて、モーテルくらいしかありませんでした

神奈川県は、伊豆半島の付け根から三浦半島まで
相模湾沿岸はびっしりと住宅地になっています
その大半が、いわゆる湘南の高級住宅地です

これが神奈川県の特異性であることに、わたしは気付きました
沿岸部が、隙間無く住宅地になっているのは
日本の都道府県としては例外的な現象です
隣の静岡県の浜松が、まったく違うのですから・・・

神奈川県の湘南地方は首都に近く、気候が温暖ですから
昔から理想の住宅地であったはずです
しかし、実際に湘南地方が住宅地として発展したのは戦後です

私が言いたいことは津波の危険です

日本中が歴史上何度も津波の被害を受けていて
人々は海の側に住まないようにしていたのです
ところが、戦後の首都圏への人口集中は
神奈川県の相模湾沿岸部を高級住宅地に変えてしまいました
津波の危険など、何も考えない人々が、そこに住んだのです