苦しみには、いろいろあります

肉体的な苦しみ・・・痛み

経済的な苦しみというものもあります
お金が無い苦しみ、お金が足りない苦しみ
貧乏人だけではなく、他人からは金持ちと思われている人にも、それはあります

そして、心の苦しみ・・・精神的な苦しみです

これは千差万別です
愛する人を失う苦しみ・・・死が、それをする場合もあります

ちょっとした行き違いが感情的な対立を生み、人間関係が破壊される苦しみもあります
そうなると、心に痛みと呼ばれる、深刻な心理状況に陥るのです

心の痛みを生ずる原因は多様です
友達にいじめられれば、体の傷み以上に、心の痛みを感じます
心の痛みは、愛と信頼を裏切られた時に生じます
あるいは、もっと深刻な事態としては、愛と信頼を裏切らざるを得ない状況で生じます

生きるか死ぬかの状況では、必ずしも、こころの痛みは生じないかもしれません
限界状況まで追い詰められてしまえば
人間は、ほぼ自動的に、ケダモノ化するからです

欲望、エゴイズム、保身・・・
誰もが持つであろう、現実社会を生き抜く上での嘘や誤魔化しの余地
その余地を利用したくなる時
良心の持ち主であれば、深刻な心の傷みを感じるはずです

肉体的な苦しみへの対処は医師の仕事の領域です
精神的な苦しみへの対処は、人間一人ひとりが、自分で引き受けなければなりません
裁判に訴えるというケースもあるにはありますが
ほんどは、自分自身の問題として処理しなければなりません

他人を責めたい苦しみと、自分を責めたい苦しみがあります
自分を責めても、何の結論も出ないのに、人は、しばしば、自分を責め続けます
それが、人の心の痛みを大きくします

心の痛みから、完全に逃れる方法は、多分、ありません