”都市の自由が富を生み、農漁村は都市の生み出した富の還流を受ける”

これが私の現代経済学の基本です

私は、ここで”都市と農漁村”という言い方をしましたが
これはもう、死語とすべき表現かもしれません
現代では”農村”とか”漁村”と呼べるよう村はありません
農業の盛んな地域や、水揚げ量の多い漁港を持つ地域があるだけです

農業や漁業にかぎりません
大規模工場を持つ地方都市なども含めて
現代の地方都市は、独立した経済圏を持つわけではなく
大都市を中心としたマクロ経済に組み込まれたパーツとして存在する
”各地域”なのです

現代では、全ての地域に住む人々が”都市化”してしまったのです
これは、考え方やライフスタイルが都会人のようになったという意味ではありません
方言を話し、伝統の祭りを維持保存していても
地方は、独立した経済圏としては、存在できないということです

日本であれば
各地方は、東京を中心としたマクロ経済を構成するパーツとしてしか
存在できないということです

巨大都市”東京”といえども
世界経済の中の一地域として存在しているという性格もあります
ただし、巨大都市は、地域としての性格と、中心として性格を併せ持っています
世界経済に対し、東京は、けして”地方都市”ではありません