今朝、新聞を見て、邱永漢さんの死を知りました
突然のことで、大変ショックを受けています
邱永漢さんは、ある意味で、私の経済学の師です

実際にお会いしたことはありません
一度だけ、講演会を聞きに行ったことがあります
渋谷の事務所まで、出掛けたこともあります

ご本人には、ついに一度もお会いすることはできませんでしたが
渋谷の事務所には、邱さんのものと思われるロールスロイスが停まっていました
雲南省の珈琲を試飲したのも、その事務所でした

邱さんの、何冊もの著書を読みました
最近では、彼のブログによって、中国情報を得ていました
私にとっては、かけがえのない情報源でもありました

邱さんは、投資家にして、経済評論家ということになっています

私の見るところ、邱永漢さんは
日本とアジアの第二次大戦後の経済を実践的に分析した
偉大な経済学者であり、実業家です

邱さんの本質は学者だったように思います
しかしながら、たんなる理論家に留まることは彼の気質に合わず
つねに自分で、自分の思いを実践しなければおさまらなかったようでした

物理学者にたとえれば
理論物理学ではなく、実験物理学に興味があったのでした
邱永漢さんは、実験経済学者と呼ぶべき人のようでした