2008年9月15日にリーマンブラザースが破綻してから
世界経済は景気後退局面に入りました

とはいえ
中国、ブラジル、インド・・・など
新興の経済発展国の経済は堅調でした

ヨーロッパでも
いくつかの国は順調に発展しているかに見えましたが
ギリシャ、スペイン、アイスランドなどは経済危機に陥っているようです

私は、世界経済の危機について、処方箋のようなものは持っていません
なんといっても、正確な診断書が無ければ、処方箋は出せません
私には、世界経済の確かな情報など知りようがありません
マスコミの報道から想像するしかありません
したがって、何がどうなっているのか、理解できません

それでも、世界経済の危機に関しては、私は楽観的でした

景気は”気”です
気分が悪くなれば、人はお金を使いません
気分が落ち込んだ時に、無理に励ましても、かえって逆効果なのです

気分が高揚する時は、その状態がいつまでも続くように思えるものです
同じく、気分が落ち込む時は、その状態がいつまでも続くように感じるのです
しかしどちらも間違いです・・・気分には、必ず、変化する潮目があるものです

景気が危機的局面に陥った時
政府のすべきことの優先順位は決まっています
一般の人々への影響を最小限にすることです

株の下落などは、投資家が損をするだけですから
一般人には無関係のことのように思われますが
機関投資家の損が大きくなりますと、保険や年金の運用が困難になります
そこで政府は、保険や年金の支払いに支障が起きないように
その部分だけを、まず助けるべきです

不動産価格の下落は
住宅ローンを抱えた多くの人々が苦しむことになります
これは、不動産価格が上昇に転じない限り、どうにもなりません
それでも、金利を低くし、元本繰り延べなどの手を打てば、どうにかなるものです

人への優しさがあれば、不景気だって乗り越えられます
経済政策は、固定観念に縛られた人では、まともなアイデアが出てきません
固定観念が通用しなくなるのが経済危機だからです
変わらぬ原則は”人への優しさ”です

どうしたら困った人々を確実に助けることができるのか
そうした発想が、斬新な経済政策を生むのです
民衆を蔑視しているような人からは、まともな経済政策は生まれません