台風15号は首都圏を含む広範囲の日本列島に被害をもたらしました
あの9月21日は私の姪の初七日でした
私は姪の家にお線香をあげに行くため、長女の帰宅を待っていました

小田急線が止まり
長女が中央林間駅に足止めされているという連絡が入りました

私は自分のBMWに乗って中央林間駅を目指しました
渋滞が予想されましたので、メインルートは避け、やや迂回するコースを選びました
ところが家を出て間もなく、オンボードコンピューターが異常の発生を知らせます

買ったばかりの新車ですし、激しい風に揺られているとはいえ、車は普通に走っています
激しい風や雨による影響をコンピューターが”異常”として感知してしまったのだろうと
私は勝手に解釈して無視しようと考えました
まして、途中にBMWのディーラーはありません
修理のしようがありません

しかし、やはり気になるので、もう一度ディスプレーをよく見ました
コンピューターがタイヤの異常を知らせていることが分かりました
取引のあるトヨタのディーラーは、すぐそこにあるので、とりあえずそこに車を入れました
タイヤならトヨタのディーラーでも治せるからです

トヨタには担当の営業マンもいて、すぐに見てもらえました

パンクでした

曲がったビスのようなものをタイヤの端で踏んでいたのです
暴風のため、いろいろなものが散乱し、路上にもあったわけですから
こうした事態もやむを得ぬものかもしれません

タイヤを応急処置してもらい、家に戻り、別の車で娘を迎えにいきました
今度は小田急線沿いのコースを選びました
緊急事態が発生しても、対応しやすいようにするためです
電車が動いても、途中駅で娘を拾えます

少し渋滞しましたが、無事、中央林間駅で娘を拾うことができました
途中、やまと市役所の横を通った時は、大きな樹木が根こそぎ倒れているのが見えました
今回の台風の風の強さを思い知りました

帰りの道も渋滞気味でした
車のブレーキを踏み、ふと上空をみると、箱のようなものが、こちらに向かって落ちてきます
その動きからして、段ボール箱ではなく、プラスチックの箱のようでした
どうやら、その先に見える7、8階建のマンションの屋上にあったものが風に飛ばされて
こちらに向かって落ちてきたように思えます

まるで恐怖映画のようなシーンでした

箱は車のフロント部分に当たりました
フロントガラスへの直撃は避けられました

翌日見ると、ボンネットにへこみと傷がありました
あと50センチずれていたら、フロントガラスに当たっていました
そして、あと1メートルずれていたら、私の顔面を直撃していたでしょう
ボンネットの傷は、運転席の真正面でした

家に帰っても風雨が激しかったので、姪にお線香をあげに行くことができませんでした

あの日の私は、運が良かったのか悪かったのか・・・
おそらく、とても運が良かったのでしょう
天国の姪が私を助けてくれたように思えます