ものを考える能力というものは
人間誰しも備わっています
しかし、多くの人は、あまりものを考えることが好きではありません
すくなくとも、私には、そう思えます

今日、知人にゴルフを教えました
私より若く、スコアも良く、当然ながら飛距離も飛ぶ人です
その人が、私から30分程度のレッスンを受けただけで
長年の悩みのスライスが解消され
おそらく飛距離も20ヤードくらいは伸びたはずです

なぜ、そんなことができるのでしょう
それは、スポーツが物理現象であり、人体の生理現象であるからです
物理的に有効な運動を、生理的に無理のない形で実現すればいいのです
それには、必ずしも自分ができる必要はありません
自分ができなくても、スポーツを教えることはできるのです

スポーツは経験主義では上達に限界があります
そこでコーチの登場となるわけですが
そのコーチ達の大半が経験主義者なのです
自分が練習を繰り返しているうちに、何となく上手くなったコーチは

「練習あるのみ」

というアドバイスをすることになります
これは、実は何もアドバイスをしていないのと同じことなのです

考えるということは
対象を客観視することから始まりまります
したがって、スポーツの場合、自分を客観視できなければなりません

ただ練習あるのみといっても
いかなる目的で、いかなる練習をしたか
きちんと把握できていなければなりません

そこから、私の言う”考えること”が始まるのですが
多くの人が、そうした思考をしないということを
私は経験的に知っています・・・それが私には不可解なことでもあるのです