アジアアフリカ地域の民族の中で
日本だけが欧米の植民地にならなかったのには理由があります

日本が封建制の国だったからです

封建制は権力者と被支配者が契約関係にあるという
人類の歴史上、画期的な制度でした
民主主義の原型を作ったのです

封建制は日本と西ヨーロッパで成立しました
この体制の本質は単純です
権力者と配下の者が、隷属関係ではなく契約関係いあることです

具体的に言えば
日本では、将軍と旗本(御家人)
ヨーロッパでは、王様と諸侯の間の関係が
契約関係になっているのです

日本で封建制度が成立したのは鎌倉時代です
鎌倉武士は

「一所懸命」

と、言いました
土地を守ることに命を賭けたのです

将軍のために戦い、命を落としたとしても
土地の所有権は保証(本領安堵)され
遺族となった自分の家族が路頭に迷うことはありません
武士達は、将軍のために戦うと同時に、家族のために戦っていたのです
愛する家族のために、安心して戦えたのです

鎌倉時代以降、日本人には
武家以外にも封建制の価値観が浸透しました
相続権が確立し、農家も商家も
家族への愛と勤勉な労働が富を蓄積することを知りました

そして、庶民の中からも
武士のように、国事のために命を賭けることを厭わぬ人々が現れたのです
こうして”国民”が誕生したのです
アジアアフリカ諸国には、国のために命を賭ける”国民”が存在しませんでした
多くの”住民”がいただけでした