人は傲慢になると理性を失います

理性とは”弱者の自覚”だからです

現代人は壮大な科学技術の体系の下に
快適で健康的な生活を維持しています

科学技術は理性の体系です

人類は自然に対し、絶対的な弱者の自覚を持っています

もし、深山にこもり、秘術を習得することで
太陽を西から昇らせたり、海の水を蒸発させたりすることができたら
人類は地道な天体観測などせず、秘境の修行にはげむことでしょう

経済にもまた法則があることを発見したのはアダムスミスでしょうか?
マルクスは人間疎外とか自己疎外とかいったのも
同じ意味かもしれません
人類個々人の意思を超えた法則が経済にはあるという考え方です

私は、この考え方には、全面的には賛成できません

私の使うお金は少ないかもしれませんが
間違いなく、それは経済に影響を与えます
私の与える影響は、世界経済から見れば、誤差の範囲にも入らないわずかなものです
けれど、だからと言って、私の意志が世界経済に影響を与えないかといえば
そうでもないだろうと、わたしは想っています

経済について、分かったようなことを言う人は多いですが
当たる人は少ないです、仮に当たっても、まぐれ当たりかもしれません

人の意思が関わる世界は
純然たる理性の法則は成り立ちません
ここに、経済学の限界があります・・・そして、経済学者の限界があります
その根本を忘れて、間違っても間違っても、偉そうに御託を並べる経済学者がいます
あれは一体何のつもりでしょうか?