今日は東京電力の方が当方にお詫びにやってきました
当方が

「オール電化」

の広告塔の役割をしていたことに対するお詫びです
今後「オール電化」のキャンペーンはやめるということです
私としては、なんだか梯子を外されたような気分です
お詫びを言われても、しっくりきません

べつに、私は
東電にすすめられて「オール電化」を推進していたわけではありません
それに「オール電化」だけが私の”売り”でもありません

バリアフリーやユニバーサルデザイン
外断熱やセキュリティー等等
私の住宅の理想の追求の一つに「オール電化」もあったわけです

「オール電化住宅」というのは私の発明でもなんでもなく
アメリカでは半世紀以上の歴史がある概念ではないでしょうか?
住宅を火災から守るためには、当然行き着くコンセプトの一つでしょう

私が「オール電化住宅」を自分のテーマとして考えるようになったのは
神戸の震災を見てからです

都市の焼かれる情景は建築関係者としてショックでした
建物が倒れ、しかも燃えている
戦後日本の建築の二つの柱である”耐震”と”耐火”が共に否定されたからです

建物の強度不足には手抜き工事が見て取れました
これは自分達には避けられそうに思われました
そして火災については、石油文明こそがその根本原因であると、私には思われました
その問題を解決するのは「オール電化」であると考えたのです

しかし実際に「オール電化住宅」を作ったのは最近のことです

そのきっかけは
エコオキュートやIHクッキングヒーターを知ったことです
自宅に太陽光発電を導入した時に、これらも合わせて導入したところ
従来の電熱器や温水器に不満のあった私も、これならいけると思えたからです

私は住宅の中に可燃物を置かない「オール電化住宅」の正しさを信じています
この度の震災でも、やはり石油は燃え、火災を引き起こしました
石油文明は地震の度に、日本では都市を焼いてきたのです