阪神大震災では石油製品が神戸の街を焼き払いました
あれは建築関係者には、たいへんショックな光景でした
戦後日本の建築は、何よりも、まず耐火性を考えたからです

耐火建築を作っても
都市ガスやプロパンガス、ガソリン、灯油・・・
石油化学製品が都市を焼き尽くしたのです

そして、もう一つショックだったのが高速道路が倒壊したことです
ロサンゼルス地震でも高速道路が倒壊しましたが
日本の学者は、日本では考えられない事態・・・とまで言ったのです

現実には、神戸の震災でも、今回の震災でも
日本の高速道路は倒壊しました
数年前の、規模の小さい静岡県の地震でも
東名高速道路の一部が崩壊しました

神戸の震災では、中高層建物の倒壊も目に付きました
想定外の強い揺れがあったとされていましたが
関西特有の手抜き工事を指摘する声もありました

中越地震では、柏崎刈羽原発はびくともしませんでした
同じく、新幹線は走行中に地震に見舞われたにもかかわらず
脱線しただけで、死者はもとより、重症の被害者も出しませんでした

こうした事実の積み重ねから、私が出した結論は
原子力発電は信頼に足るものであり
住宅も、オール電化住宅が目指すべき目標である・・・ということでした

石油文明から、原子力を柱とする電気文明に向かうのが
安全な社会を作る道であると思えたのです
誰から言われるのでもなく
悲惨な震災から学んだ結論です

今回は原子力発電所が大変なことになっています
世界的な規模で風評被害も広がっています
この風評被害は、長い目で見れば、原子力の安全性を広めることになるでしょう
これだけ大騒ぎしても、現実には大したことは起きないからです

むしろ風評被害の方が切実で
可愛そうなことに、退避の過程で亡くなられた方が15名ほどもいます
入院中のお年寄りなど、無理に移動させれば命取りになるのに!
馬鹿な人々は彼らを殺してしまいました

原子力発電所の事故の内容や放射能は
政府の発表は信じがたいものです
実際には、もっと酷いのではないでしょうか?
しかし、新聞は一番大事なことを報道しません

あの原発はアメリカ製です
日本製には事故が出ていないのに
アメリカ製には事故が発生しているのです!