次男のことを少し書きます
彼は三歳の時から
幽霊が見えると言い出しました
自分と同じくらいのオバケだから
”三歳のオバケ”と名付けていました
”三歳のオバケ”は、家の中だけではなく
家の近所に出掛けた時も現れたようです
スッと現れ、スッと消えるらしく
どこに現れるということも決まっていませんでした
屋根の上に現れたり
地面から現れて、そのまま地面に消えてしまったり・・・
しかし、もちろん、彼にしか見えません
その他にも、たくさんの幽霊が見えたようです
ある時、ちょうど日曜日だったと思います
私は自宅の食堂の椅子に腰掛け、昼食を待っていました
そこに次男が元気良く走りこんで来て
「パパ、今、玄関のところで、お爺ちゃんに会ったよ」
「今日は行かれなくてゴメンって言ったの」
私は何のことか分からず
意味を次男に問い質しました
その日は、午前中に剣道の試合がありました
お爺ちゃんというのは、私の祖父のことです
次男が生まれた時は、もう、亡くなっていました
「お爺ちゃんは剣道の試合の時は、いつも見に来てくれるんだ」
「今日は見に来てくれなかったんだ」
そんな話を聞いた直後
私の父が血の気の失せた顔で食堂にやってきました
「今、親父を見た。あんなそっくりな人は初めて見た・・・」
話を聞いてみると
テレビで地震の被災地の復興作業を見ていたら
そこに親父(私の祖父)そっくりの人がいたというのです
東北地方に大きな地震のあった時のことです
私の祖父の幽霊(?)は
同じ日、ほぼ同じ時刻に、父と次男に発見(?)されているのです
次男は家の玄関先で、父はテレビの画面の中で・・・
私の祖父は戦前の陸軍甲府連隊一の銃剣術の名手でした
相撲など格闘技が好きでした
ひ孫が剣道を習っているなら、きっと試合を見に行ったことでしょう
祖父は、持って生まれた強靭な肉体を
世のため人のために使うことを当然のことと考えていました
関東大震災の時は
自分自身が、自宅が傾く被災者であったにもかかわらず
幸い家族に人的被害がなかったため
強靭な体力を生かして、人助けに奔走しました
道路に倒れた家の屋根を踏みながら、横浜まで歩いて行ったそうです
若き日の祖父は、地震の被災者を自発的に助けに行くような人だったのです
自分が動ける範囲なら、どこまでも・・・
祖父の性格を考えると
幽霊の行動(?)は納得できるものです
祖父なら、そうするであろう行動をとっているのです
・・・我家で本当にあった話です
彼は三歳の時から
幽霊が見えると言い出しました
自分と同じくらいのオバケだから
”三歳のオバケ”と名付けていました
”三歳のオバケ”は、家の中だけではなく
家の近所に出掛けた時も現れたようです
スッと現れ、スッと消えるらしく
どこに現れるということも決まっていませんでした
屋根の上に現れたり
地面から現れて、そのまま地面に消えてしまったり・・・
しかし、もちろん、彼にしか見えません
その他にも、たくさんの幽霊が見えたようです
ある時、ちょうど日曜日だったと思います
私は自宅の食堂の椅子に腰掛け、昼食を待っていました
そこに次男が元気良く走りこんで来て
「パパ、今、玄関のところで、お爺ちゃんに会ったよ」
「今日は行かれなくてゴメンって言ったの」
私は何のことか分からず
意味を次男に問い質しました
その日は、午前中に剣道の試合がありました
お爺ちゃんというのは、私の祖父のことです
次男が生まれた時は、もう、亡くなっていました
「お爺ちゃんは剣道の試合の時は、いつも見に来てくれるんだ」
「今日は見に来てくれなかったんだ」
そんな話を聞いた直後
私の父が血の気の失せた顔で食堂にやってきました
「今、親父を見た。あんなそっくりな人は初めて見た・・・」
話を聞いてみると
テレビで地震の被災地の復興作業を見ていたら
そこに親父(私の祖父)そっくりの人がいたというのです
東北地方に大きな地震のあった時のことです
私の祖父の幽霊(?)は
同じ日、ほぼ同じ時刻に、父と次男に発見(?)されているのです
次男は家の玄関先で、父はテレビの画面の中で・・・
私の祖父は戦前の陸軍甲府連隊一の銃剣術の名手でした
相撲など格闘技が好きでした
ひ孫が剣道を習っているなら、きっと試合を見に行ったことでしょう
祖父は、持って生まれた強靭な肉体を
世のため人のために使うことを当然のことと考えていました
関東大震災の時は
自分自身が、自宅が傾く被災者であったにもかかわらず
幸い家族に人的被害がなかったため
強靭な体力を生かして、人助けに奔走しました
道路に倒れた家の屋根を踏みながら、横浜まで歩いて行ったそうです
若き日の祖父は、地震の被災者を自発的に助けに行くような人だったのです
自分が動ける範囲なら、どこまでも・・・
祖父の性格を考えると
幽霊の行動(?)は納得できるものです
祖父なら、そうするであろう行動をとっているのです
・・・我家で本当にあった話です