人生は、思い通りにならないものです

ただし、そのことを私は残念だとは思いません
思い通りになることは嬉しいことですけれども
全てが思い通りになってしまっては、逆につまらなくなるでしょう

それと、もう一つ
思い通りにならなくとも、かえって良い結果になることもあります
あまり良い例えではないけれども、たとえば失恋
あの人と、あの時、別れて正解だった・・・ということもあるでしょう
その時は、どんなに悲しかったとしても・・・

私が運命論者になったのも
過去を思い浮かべながら、学歴や職業選択、などなど・・・
自分の思い通りにならなかったことが
かえって、今の自分にはプラスであったことが多いのに気付いたからです

ですから、私はいつでも
自分の計画や目論見が思い通りにならなくとも、あまり気にしません
それどころか、そうした予想外の展開を楽しみ
次に打つ手を考えるのが面白いのです

自分の思い通り行かない時は
自分の欲望や期待が
何か大きな運命の流れから否定されていると考えるのです
反省の好機ですし、運命を自覚する時でもあります

ただし、仕事に関しては
大概のところは、当初の計画通りに実行されています
仕事が計画から大幅に狂うと
経営を揺るがすばかりではなく
取引先との信頼関係も傷付きます
これは、なにがなんでも避けたいところです

仕事を計画通りに実行するコツは
当然ながら、充分な下調べをし、よく考えて、慎重に事を進めることです
しかしながら、本当に大事なのは勇気を持ち続けることです
勇気が無いと、途中で挫けてしまいます

ただし・・・ギャンブラーのような勇気は、じつは臆病者の勇気です
それ以上考えるのが怖いので、中途半端で決断してしまうのです

新規プロジェクトには未知の要素が付きまといます
ギャンブル的な要素があり、勇気が必要なのは当然です
そこで必用な勇気は、恐怖から逃避する蛮勇ではありません
逃げない勇気です
自分が、何のために何をしたいか・・・哲学に支えられた勇気です